防水工事 | 防水工事とは、建物の内部に雨水などの水が侵入しないようにするための工事です。 雨水が侵入すると建物の耐久性に影響を及ぼします。そのため、屋根や屋上、バルコニー、ベランダなどには防水工事が行われています。また、雨水だけでなく雪や紫外線からも保護する目的があります。 |
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雨漏り
雨漏りの原因でよくある事例は、経年劣化による防水箇所の切れです。(建物自体による経年の変形や動きによるもの)また、防水層自体が経年により固くなってしまい亀裂が生じる場合があります。特に多いのが弾性系のウレタン防水やシート防水などですが、輪ゴムを長時間、外に放置すると弾性力が失われ、引っ張ると直ぐに切れてしまう現象と同じ理屈です。また、屋根の板金も熱で収縮を繰り返しています。それが原因で金属疲労を起こし、錆や亀裂が発生し、雨漏りの原因になる事もあります。屋根の雪下ろしで鉄のスコップで傷を付けてしまったり穴を開けてしまうケース、板金自体の接合部のシールなどが劣化してしまうなど雨漏りは様々な要因によって引き起こされます。
焦らないで!! | 急いで雨漏りを直してもらうため、業者に依頼をしてこんなことが起こる場合も!! |
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②修理をしても雨漏りが直らなかった
③場所の特定が出来ずに大がかりな工事になり、多額の費用が掛かった など
そのような心配をしたくない方は、弊社にお任せください。 弊社では、散水調査やサーモグラフィを使いピンポイントで雨漏り箇所を特定し必要な箇所だけを補修することも可能です。
雨漏り調査と修理の事例
天井から水が!
サーモカメラで確認すると雨漏りが発覚
漏水箇所の近くの点検口からサーモカメラで調査
ライトを当てて目視で確認 !!
目視では確認できず💦💦
サーモカメラで確認すると雨漏り箇所を発見
屋根に上り板金を傷つけないように除雪
特定できた箇所に釘が!!
0.37mmほどの小さな釘の間から雨漏りがしていることがわかりました。
コーキングで穴埋め
若干コーキングを盛り気味で処理
翌日に再度雨漏りしていないかのチェック
雨漏りが完全に止まっていました。
このようにピンポイントで雨漏りを止めることが出来ます。
このような調査と簡単な補修で済めば数万円で工事が済みます。
※雨漏り最中に調査出来たため散水調査の必要もなく、コーキング処理で完了した場合の例です。本来ならばコーキングの上に塗装・もしくは何らかの被膜を作りコーキングの保護をしなければなりません。
修理を依頼する時に注意することは?
雨漏りは屋内で発生するものなので、脚立に昇り、開口から目視やサーモカメラで確認します。業者を通してお客様でも確認することが出来ますので、特定箇所を一緒に把握しましょう。言葉巧みに誤魔化し必要な調査を行わず根拠のない調査や工事を増やされ多額の見積や請求をされる事は少なくありません。焦らず、一度冷静になり判断することをお勧めします。
一般的な雨漏りの調査・修理は以下のように行われます
①お客様からお問い合わせをいただき現地調査を行います。
②どこから雨漏りをしているかお客様の話しを基に場所を特定し目視で確認。
③このあたりにある怪しい穴や隙間にシール又は防水処理を施して作業終了。
ここで雨漏りが止まればラッキーと思ってください。
止まったと思ってしばらく経つと、また雨漏り💦
実は別のところにも原因が・・・ということもよくあります。
ここからが本題です
どうしても天井裏の雨漏り箇所の調査が出来ない時などは、上記の写真のように点検口を設置する場合があります。
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弊社の調査はこれで終わりません!
③散水調査と赤外線カメラで水の侵入経路を特定
雨漏り箇所をお客様にも確認していただきどのような
工事をするか打合せを行います。
④見積作成
⑤工事開始
⑥工事完了
⑦お客様に安心していただく為に完了検査を行い再度、散水調査
⑧不備がなければ引き渡しで完了となります。
調査をするにあたり費用が発生することはご理解ください。調査をするときにかかる費用を種目別に記載します。
① 仮設足場の設置 (必要な場合のみ)
② 特定箇所の調査を行うための開口(点検口)の設置 (必要な場合のみ)
③ 目視・散水・赤外線調査
④ 調査報告書作成 各種保険火災・家財保険が適用される場合もあるので、保険屋さんに相談することも大事です。・瑕疵担保険用新築住宅に瑕疵があった場合、補修等を行った事業者に保険金が支払われる制度 (必要な場合のみ)
雨漏りは屋根だけじゃない
雨漏りは、屋根から水が侵入し天井から水がポタポタ落ちてくるのをイメージしがち
ですが、外壁や窓のサッシ、壁やクロスなどからも雨漏りする事があります。
床や壁にシミができたり、室内がかび臭くなってきたりした場合も雨漏りを疑ってみてください。
屋根以外の雨漏り調査・修理も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
特殊洗浄
特殊洗浄
特殊洗浄で表面の汚れを取り除きます。しっかり洗浄することで塗料の密着力を高めます。
下地処理
下地処理
補修可能な箇所は、腐食部を除去し特殊なプライマーを塗ります。
シートのジョイント部や欠損部などはしっかり補強します。
特殊洗浄で落としきれない頑固な汚れは手作業で落とし、さらに特殊洗浄をします。
シートのジョイント部や欠損部などはしっかり補強します。
プライマー塗布
コーキング充填
プライマーを塗布することでコーキングの密着を高めコーキングが切れたり剥がれたりするのを防止します。
素地調整・補強
素地調整・補強
段差やジョイント部は、補強塗りやメジテープ貼りで防水層に厚みをつけ耐久性を高め仕上がりをキレイにします。
下塗り
下塗り
下塗り状況
下塗り状況
クロス貼り・中塗り
クロス貼り・中塗り
全面にクロスを貼り中塗りをすることで、より強固な防水層を作ります。
上塗り
上塗り
更に防水層の上塗りをします。
上塗り状況
トップコート
トップコート
トップコート1回目
トップコート2回目
トップコートを塗ることで日々の過酷な環境から防水層を守ります!
※弊社では耐候性・遮熱性能に優れたトップコートを使用しています。
太陽光を反射することにより建物内への熱の侵入を防ぎ屋根に直結する部屋の温度を軽減します。
メンテナンスは必要?
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建物屋上やベランダ、バルコニーの定期的な点検、メンテナンスが必要なことはご存知ですか。
防水の寿命は施工方法によって大きく異なりますが、一般的に10年~20年です。
特に屋上は室内と違い直射日光、雨、風、雪などにさらされ防水層が常に自然の力によりダメージを受けています。
防水層が劣化すると、本来の防水機能が低下し建物内部への雨水の侵入の確率が高くなります。
雨水が侵入してしまうと、場合によっては建物内部の木材が腐食してしまったり安全性が低下する恐れもあります。
こうなると防水層の補修工事だけでなく、建物内部の修繕費用も捻出しなければならなくなり、経済的にもダメージが大きくなります。
定期点検、定期メンテナンスをしっかり実施していれば修理費用を最小限に抑えることができます。
防水材
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近年、数多くの素材が開発され、防水材も日々進化しています。
弊社では、数ある防水材の中でも強度・接着性に優れ、環境優しく人にも優しいポリマーセメント系塗膜防水材を使用しています。
ポリマーセメント系塗膜防水材を使用するにあたり接着性、耐久性の試験をメーカーと繰り返し実施し北海道の厳しい環境下でも本来の防水機能をしっかり発揮できることを実証済みです。
ポリマーセメント系塗膜防水材??
ポリマーセメント系塗膜防水材はエマルションエマルション水と油のように、本来は混じり合わない液体どうしが混じりあった状態(水系)樹脂とセメント系パウダーを調合した材料で有機溶剤(シンナー)を含まず無臭の無機水系という環境に配慮した防水材です。
水和凝固型防水材ともいわれます。
また、他工法(有機溶剤系)防水材と比べて地球と環境に優しい防水工法なので近年需要が高い防水工法でもあります。
施工時は液体で使用するため凹凸がある部位にも対応可能で、つなぎ目が無く美しい仕上がりが特徴です。TOPへ戻る 〉